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コラム

【コラム・現在の監査委員会の成り立ち】高山

現在の監査委員二名は、昨年の10月Qハイブが高額取引に揺れる中での募集に、応募した3人のうちの二名です。私が就任した当初、監査委員は6名でした。私が就任してすぐに、新規の監査委員の一人は運営委員会に唐突に経営計画の提出を要求して辞任しました。
そして次に、体力的な理由で、審査と情報公開に精力的に取り組んでいた委員が辞任されました。そして、後の二名の方は任期を過ぎてからも、私たちのことを手伝ってくれていましたが、今年二月で完全に活動を終了されました。この間、後任監査委員のことなどを委員会で話あう余裕もなく、事の成り行き上残された二名に監査委員会の全てが委ねられました。それ以前の委員は、よくも悪くも現在は解散した政治団体NAMの人でした。
Qには監査委員をNAM出身者から選ぶ慣習があったそうです。こうした慣習は幸いにして、監査委員会と運営委員会の間に大きな軋轢をもたらすこともありませんでした。
しかし残された私たちは、以前の監査委員とは異なる背景を持っていることは事実なので、私たちはこれからの監査委員会のありかたを考えざるをえませんでした。外部の特定の政治団体に属する地域通貨の監査委員の人たちと、地域通貨のユーザー出身であるに過ぎない監査委員とでは、おのずと視点も動機づけも異なってきます。
特定の政治団体と地域通貨の市民団体が、一緒に今の社会で多くの人たちに希望をもたらそうとする限りは、私は上述のような慣習もまあまあ許容されるのではないかと思いますが、その場合にも地域通貨の一般ユーザーは当該政治団体にとっては他者なのであるということに、いずれ対応を迫られたことでしょう。
ではかつての協力政治団体が解散した現在、現行規約の中で監査委員会はどのような組織であるべきなのか。私が考えたのはまず、監査委員会は、特定政治団体の意向を反映させるための機関ではなく、ユーザーのための組織でなければならないということでした。もちろん前任者の中で監査委員会を団体における政治の道具として利用した人間はごくわずかでしたが。
次に、前委員の情報公開の考え方を一部踏襲しつつ、もうすこし効率のよい方法を探ることでした。なんとか定期報告を、きちんと掲載できるようにしたいものだと思っています。定期報告は、管理運営委員会の広報とは違うものです。小さくても成果を提出し続けることを通じて、監査委員会が独立したユーザー有志の組織であるということを示していくことができるのではないか。そのように私は思っています。
また私は、昨年来行われてきた目的なき政治闘争よりも、この社会の福利の向上の運動のお手伝いができたらと願います。地域通貨はその手段であって、運営委員会がそれを実現する主体なのではありません。手段を提供し、手段を管理するのが運営委員会の第一の仕事です。しかし、もしもこの団体が継続していくなら、管理運営委員会とユーザーとの意志疎通が必要なプロジェクトが浮上したときに、監査委員会という器をユーザーのために使うことができるのではないか、そんなことも考えています。

【代行販売と代行購入の役割】written by norm

(1)本来的なQ商品とは何だろうか
Q市場に商品を流通させるときのことを考えよう。円を全く使わない調達は可能だろうか?。私は常々、拾うか盗むかしたものは、「確かに純粋なQ商品」だと言っている。今の状況なら、自分の所有物にせよ、Q商品をなるべくQ市場からの調達によって製作するにしても、円を使わないということはまず不可能だろう。
本の販売なども、家の本棚に寝かせてあったものをQで売ったって、それは円で(言葉は適切でないが)調達した本をQで売っているのである。ちなみに私が売った自分の本も円で製作したものをQで売っている。winds-qの開発は自発的な協力の結果だということだが、参考資料の調達などを考慮すると、全く円と無関係というわけでもないようである。
 しかし、Qの性質に適った本来的な商品というのは、確実に存在してきた。昨年の水田トラスト、古本屋、今年ならPower to the peopleの扱う商品などである。これらの特徴は、財・サービスの直接の生産者、ないしそれに最も近傍の流通業者が、自分の意志でQ取引に目的意識を持って参加しようとした結果である(この意味では「自分の書いた本」も本来的商品に入ってよい)。これらとて、上述の意味で「純粋なQ商品」であるわけではない。しかし、生産者が自ら地域通貨による取引を選択し、生産物をQ市場に投入すること、このことの結果ならば、当面それを「本来的なQ商品」と呼んでも差し支えないだろう。

(2)本来的Q商品を売った結果
よく言われているように、本来的Q商品を売ってQをため込んでも、しばらくの間それを使う方法がない。それはそうだ。数少ない生産者にQが偏って、生産物の種類は少ないのだから。この状況を打開するために、生産者を集めるという選択肢があるかもしれない。しかし、どうやって?。
明らかに最初に参加する生産者は待つことを強いられる。もちろん説得する方法はあるだろうと思う。最近創設当時のQの有益な議論にいくつか目を通して、私はその意を強くしたものである。ただし説得するためにはQコミュニティは活気がなければならず、活気あるQコミュニティのためには数多くの生産者の参加が不可欠だ・・。そしてそれは起こらないわけである。理解と忍耐のある生産者が参加しない限りは。しかしながら、堂堂巡りをしても始まらないし、不愉快極まりないことだろう。そこで、私は昨年来行われている代行販売と代行購入に、本来的Q商品の生産者の補完的役割を積極的に意義づけてはどうかと思っている。

(3)補完的かつ誰でもできる生産者支援活動=代行購入
代行購入とは、読んで字の如し。Q生産者の黒字を対象として、他の生産活動を今のところはできていない人が行う円商品購入である。会員は黒字生産者の依頼を受けて、円で商品を買い(依頼の範囲なら拾ってきてもよい)Qで引き渡す。
私はこの行為を、私なども含めた一般会員が行う生産者支援活動と意義づけ、それゆえに立派な商業活動だと考える。それによって、Qの本来的商品の生産が各種の日用品に転換される、それを会員は手助けしているからである。当然に1%、2%の手数料を彼らが受け取るべきだと私は思う。そうしても大した額にはならない。初めは遊び程度の額でしかできないだろうし、このくらいの遊びもないで、ただ黙ってじっと理解と忍耐の生産者を待つというのは、私はご免被りたい。そういうのは勘弁してほしいのだ。この代行購入の習慣があれば、生産者の参加も促されるだろう。少なくとも黒字中毒は避けられる。そして、一般会員にとっても赤字解消なり、黒字獲得の一番簡単な手段を得ることになるのである。

(4)代行販売=補完的なQ以外の生産者支援活動、或いは円からQへの橋渡し
Power to the peopleに参加してみて、今のQ市場の現状では、業者から商品を卸してもらうということが、そうたやすくはないということに私は気づいた。在庫も結構な数に上ってしまう。それでもPower to the peopleは、諸々の地域通貨、諸々の生産者と、Q市場を結びつける画期的な活動をしている。いかに規模が小さくても、それは画期的だと思う。
たいていの会員はやりたくても、なかなか活動自体思うに任せないのだ。私もずっとそうだった。Power to the peopleのように卸をやれるところもあるが、そこまできっちりとはできないという会員もいるだろう。代行販売は、代行購入とほとんど同じだが、自分で商品を選んできて、適当に円とQを混ぜて売るというものである。友人の作った同人誌を何冊か買ってあげたい、というとき。
或いは、支持している雑誌の売上に少しでも貢献したいがその雑誌は高くて売れない。そんなときに定価で買って、それをQで売ってもよいだろう。私有物を売るという点においては、古びた本だろうと買ったばかりの包装紙にくるまれた商品だろうと同じである。古びた本ならいいけど、新品はちょっと・・とか、遠慮する必要はないと思う。もちろん本来的Q商品(ないし将来のQ商品生産者候補)の支援のためならだが。

(5)まとめ
これら代行販売や代行購入は、あくまでも本来的なQ商品あってのものである。私はこのことで運営委員会に質問した当初から、Qがその目標を漸次達成していくなら、いずれ代行の必要がなくなるだろうと書いていた。私は今の地域通貨Qの現状を目にするとき、この方法でないとしても何らかの触媒的な取引が必要だと思う。Qには国が地域通貨の元本保証するような制度(それは強力な誘因になるので、社会主義もどきの体制も可能になる)はなく、その地盤は安泰ではない。
だから、生産者の少ない今だって、少し工夫すれば何だって買えるのだということを、私はぜひ会員の皆さんに知って欲しいと思う。昨今のインターネットショッピングの技術発展を利用すれば、輸送コスト等を減らしていくことも可能である。ネットオークションや、既存のインターネットショップとまともに競合しても、はっきりいって勝ち目は薄いだろう。しかし、そういう現実を逆手にとることもできる。そのような方法の一例が代行購入・販売なのである。もちろんQのコミュニティを先導し、揺らぎをもたらすのは会員の自発的な生産活動である。そしてそこに参加できる人の割合が増えていくことである。
その目的のために代行〜のほかにも様々な補助手段がありうることだろう。会員のみなさんには、アイディアがあったら、q-infoや、監査委員会に気軽に出してほしい。私は監査委員会のページでは、実名かニックネームでそれらのアイディアを掲載することを考えている。そうなると「監査」らしくはないのだが、規約上の業務ももちろん行っていきたい、できるだけ。(終わり)2003年9月12日 監査委員 高山(norm)

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